イラン人と国際結婚するための手続きの流れ|国際結婚での配偶者ビザ取得代行センター
イラン人の方との結婚の手続きは、日本とイランのどちら側が先でも問題ありません。
ただ、イラン側で先に行いますと、審査期間等で通常4カ月から1年程度かかりますので、審査が簡略化される日本側から先に結婚手続きを行う方が一般的です。
それでは、イラン人の方との結婚の手続きの流れをご案内いたします。
① 駐日イラン大使館で「婚姻要件具備証明書」を取得します
【取得に際して必要となる書類】
・日本人の方の戸籍謄本
・イラン人の方のイラン政府発行の出身身分証明手帳(シェナスナーメ)
・(イラン人の方が女性の場合)父の結婚同意書
② 日本の市区町村役場に婚姻届を提出する。
※市区町村役場の担当者によって、要求する書類が多少異なりますので、必ず事前にご確認下さい。
≪日本人の方が用意する必要書類≫
ア 婚姻届
イ 戸籍謄本
≪イラン人の方が用意する必要書類≫
A 婚姻要件具備証明書(和訳付き)
B パスポート(顔写真のページ。和訳付き)
C シェナスナーメ (和訳付き)
③ 日本の市区町村役場で戸籍謄本を入手します。
婚姻届が受理されると婚姻届受理証明書が発行されます。
受理された時点で結婚が成立します。
また婚姻届受理日から1週間程度で、結婚の事実が反映された戸籍謄本を入手できます。
④ 宗教上の婚姻手続きを行います。
イスラム教徒と結婚するためには、日本人もイスラム教徒に改宗しなければなりません。
イスラム教徒であるイラン人とご結婚される場合には、駐日イラン大使館も案内しているので、入信と宗教婚をアフルルバイトセンターで行うことをおすすめします。手数料3万円必要となります。
この手続きで、宗教婚の婚姻証明書と入信証明書を取得します。
≪日本人の方が用意する必要書類≫
ア 写真3枚(3×4㎝)(女性の場合、スカーフ等で髪を隠したもの)
イ パスポート
ウ 日本人の方の住所が確認できるもの(住民票、免許証など)
エ 婚姻届受理証明書
オ 印鑑
≪イラン人の方が用意する必要書類≫
A 写真1枚(3×4㎝)
B パスポート
C シェナスナーメ
⑤ 日本の病院で検査します。
駐日イラン大使館が案内する指定病院で、HIV・梅毒・サラセミア貧血症・麻薬(覚せい剤またはアヘンなど1種類)の検査を受け、結果の証明書を取得します。
⑥ 駐日イラン大使館にてイラン側の婚姻登録を行います。
【登録に際して必要となる書類】
・婚姻届申請書(イラン大使館配布)
・婚姻届受理証明書(役所発行のもの)
・宗教上の婚姻証明書
・入信証明書
・戸籍謄本(夫婦の氏名の記載されているもの)
・日本人の方の写真(3か月以内に撮ったもの、パスポートサイズ。女性の場合はスカーフを被ったもの)6枚
・イラン人の方の写真(3か月以内に撮ったもの、パスポートサイズ)3枚
・病院が発行するHIV・梅毒・サラセミア貧血症・麻薬(覚せい剤またはアヘンなど1種類)検査の診断書・検査結果(3か月以内のもの) 夫婦各1通
・日本人の方のパスポート
・イラン人の方のパスポート及びシェナスナーメ
以上、イラン人の方との結婚の手続きの流れのご案内です。
イラン人の方と国際結婚するための手続きは、当事務所でサポートすることができます。
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